こんにちは、香港の航空会社で働いているみさたる(ついったー:@misatal1)です🙆♀️
私は大学生の頃に客室乗務員になることを目指し始めました。
でもスムーズに受かったわけではなく、大学3年から社会人2年目までの3年間半ほど、試験に落ち続けました(詳しくはこちらの記事をご覧ください)↓

客室乗務員(CA)の試験は、就職試験のような、オーディションのような・・独特の雰囲気があります。
また、CAは職種や企業に対しての志望度がめちゃめちゃ高い受験生ばかりです。
なのでとっても緊張するのです・・。

採用試験に行く前に、雰囲気だけでもわかったらなー
という受験生さん

CA試験は受けないけど、どんな試験が行われているのか純粋に気になるー!
という他業種の皆さんに向けて、
今の会社に入る時に、私が実際受けた採用面接のメモ(しかも、かなり細かい!)を発掘したので、是非シェアしたいと思います🙆♀️
★この記事から得られること★
外資系航空会社の
・客室乗務員の採用試験の、リアルな流れが分かります
・実際に受けた質問も見ることができます

では、いってみましょう!
全体のステップ
行程はこんな感じになっています!
書類選考
↓通過したら・・・
[1日目]
アームリーチ
↓通過したら・・・
スクリーニング
↓通過したら・・・
ショートインタビュー
[2日目]
ファイナルインタビュー
↓通過したら・・・
アナウンスチェック
↓通過したら・・・
[別の日]
病院でメディカルチェック
↓通過したら・・・
🎉内定🎉
・アームリーチがある
・同じ日に2〜3回振り落としがある
・メディカルチェックがある
この辺りが独特かと思います。
・・1日目・・
★まず、到着してすぐにアームリーチチェックを行います🙆♀️
アームリーチとは、背伸びをした状態で、規定の高さまで手が届くか?のチェックです。
うちの会社は208CMに届くかが基準でした。
(会社と使う機材によって異なります)
実際にこのチェックで

届いてないとダメなの・・ごめんね・・
と帰されている人もいました。
★次にグループディスカッションを2回行いました。
お題は「グリーンライフの大切さについて」。
人数:7〜8人で1グループ
時間:10分間
スタイル:立ち/ホワイトボード使用
発表:あり
確か私のグループは、
自然に関わる仕事(農業など)を若い人や女性に広めよう!
そうすることで自然を守っていこう!
みたいなトピックで話し合いました。
1人ずつの意見を入れながら、グループの話し合いについて発表しました。
その後2回目のグループディスカッションにうつります。
お題は
「◯◯航空(私の会社)のグリーンライフに対する活動にアドバイスするなら」。
人数:15人で1グループ
時間:6分間
スタイル:座り/フリートーク
発表:なし
中庭で野菜を育てて機内食に使う!
お客さんや社会に対して、良いアピールになる!
とか話したはずです🙆♀️
ディスカッションが終わった後、その場で6人呼ばれ、別室へ移動しました。
別室に呼ばれた人たちが通過者で、次回の面接の日程調整などをしました。
・・1日目で何を見られていたの??・・
面接官ではないので真相は謎ですが、通過した受験生を観察した結果こんな感じだと思いました。
英語での会話に困らないか
積極的にチームワークを取ろうとしているか
出過ぎず、引きすぎず、ができているか
普通の企業の面接とあまり変わらないですね🙆♀️
・・2日目・・
★さっそくファイナルインタビュー(個人面接)からスタートです。
書類(TOEICスコア・パスポート・レジュメ等)を提出後、お部屋に呼ばれます。
握手してから席に座ります。
超緊張です。
人数:受験生が1人/面接官が2人
時間:30分程度
面接官は香港人の女性2人でした🙆♀️
★聞かれた内容★
自己紹介してね
現職についての深掘り
ex)シフト/外国人のお客さんはいるか/どんなところが楽しい?等
あなたにとってGood serviceとexcellent serviceの違いは何?
仕事楽しいみたいだけど、なんでCAに転職するの?(志望動機)
仕事はいつ辞められるの?
他社の選考は進んでる?そっちの試験に自信ある?
なんでうちの会社がいいの?他社と比べてどこがいいの?
困難に直面した時のあなたの心の中は?
カードを渡されてお題に沿ってスピーチ
最後に何か質問あるー?
★その後お部屋を移動して、アナウンスのチェックがありました。
決められた文章を日本語で読む、1分もかからないものでした🙆♀️
質問内容はそんなに難しくないですが、やはり英語に慣れていないときついです。
私は正直、試験直後ですら、自分がなんて答えたか覚えてませんでした笑
・・その後は??・・
合格者にだけ、電話かメールで健康診断(メディカルチェック)の案内がありました。
これをパスして、晴れて内定!となります🙆♀️
・・さいごに・・

外資って自己主張が強い、ガンガン行く人が気に入られるんでしょ?
というイメージの方も多いと思いますが、外資といえど客室乗務員の試験!
ですので、
自己主張と協調性のバランスが見られています💁♀️
そして、英語力です。
TOEICの点数や発音よりも、話す意欲を示すことが大切だと感じました。
航空業界、特に外資系の客室乗務員を目指している方々の参考になれば嬉しいです🙆♀️
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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私が感じた、外資と日系の違いもまとめてみました★
