客室乗務員の仕事の1つ!パイロットケアについて[ちょっとめんどくさい]

CAのお仕事✈︎
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こんにちは、みさたるです🙆‍♀️

私は2015年〜2020年の5年間、香港で客室乗務員として働いていました!

さて客室乗務員の重要なお仕事として、こんなものが挙げられます。

サービス👈分かる
保安👈分かる
パイロットとのコミュニケーション・お世話👈New!

コミュニケーションに関しては保安の側面が強く、

異音・異臭がする、不思議な行動をとっている人がいる、急病人が出た!

等をパイロットに伝えることがメインです。

詳しくはこちらの記事にも書いてあります🙆‍♀️

客室乗務員は不要??現役CAが考えてみた[必要だけど、人数は減らせるかも]
今日も遊びにきてくださってありがとうございます! 香港の航空会社で客室乗務員(CA)として働いている、みさたる(Twitter:@misatal1)です🙆‍♀️ 最近、T...

今回はパイロットのお世話についてお話したいと思います!

これはコックピット(操縦室)に近いCA、大体ファーストクラスやビジネスクラス担当のCAが対応します。

ちなみに私はパイロットのお世話、ちょっと苦手でした。

では詳しくみていきましょう✨

 

なぜお世話係が必要なのか?

飛行中、パイロットは自由にコックピット(操縦席)から出られません

パイロットは大体2人体制で運行していますので、どちらか一方が外に出て1人になった時、

✔️ハイジャック的な行動に出ないように

✔️気を失って事故に繋がらないように

これらが理由で、コックピットの中で1人で過ごすことが出来ないよう、決められているのです。

だから、喉渇いた・お腹減った・トイレ行きたい・・・こういった状況でも、客室乗務員の手助けが必要です。

具体的には、

食事や飲み物なら客室乗務員が作ってコックピットに届ける

トイレに行く場合は代わりに1人客室乗務員がコックピットに入っておく、

こんな風になります。

 

また、コックピット内で2人とも気を失っている、なんてことが起きないように

30分に1回は必ずコミュニケーションをとる

という決まりもあります。

私たちは前回コックピットに入室した時間をメモしていて、30分たった位に

Hi〜,is everything ok??

訳:やっほー!なんかある?

 

と聞きに入るのです。そのタイミングで飲み物を頼まれたり、トイレに行きたい!と言われたりするので、そこからお手伝いを始めます。

こう見ると、パイロットは本当に拘束された身ですよね。

しかも長時間、密室で機長・副操縦士の2人きりです。大変です…。(私は無理だー!)

客室乗務員のパイロットケア①飲み物の提供

フライトのあらゆる段階で、こんな風に言われます。

Can I have white coffee, no sugar please?

訳:コーヒーミルク入れて、お砂糖なしでちょうだい〜

 

会社が用意している機長・副操縦士用のカップがあるので(機長と副操縦士で色が違う🙆‍♀️)

そのカップに頼まれた飲み物を作り、コックピットに持っていくのです。

たまーに

Camomile tea with honey please?

訳:カモミールティーに蜂蜜を添えてちょ

 

こんな風にカスタマイズしたお飲み物を注文されるパイロットもいます。

さすがに

おお!?ここはスタバじゃないぞ!

と心の中で悪態をつきます。笑

 

ちゃんと注文通りに作りますけどね😊

客室乗務員のパイロットケア②食事の提供

私たちクルー(客室乗務員とパイロット)は、会社から食事が支給されます。

これをクルーミールと呼びます。

でも、長いことメニューが変わらないので、毎日食べていると飽きちゃうんですよね。

お客さんのサービスが終わってから、PAXミールが余ってたらそっちをちょうだい!

というパイロットも結構います。

 

PAX…Passenger(乗客)の略語。航空業界の頻出単語です。テストに出ますよ✏️笑

ちなみに、機長と副操縦士は同じものを食べられません。

同じものを食べて、2人同時に食中毒になったりしたら危ないからです。

 

クルーミールにせよPAXミールにせよ、指定された食事をパイロット達にお届けするのですが、

ここで物申したいのが、タイミングです。

客席のサービスがピークに忙しいタイミングで

お腹減ったー!ご飯ちょうだい!

と言われると、まあイライラします。笑

客室乗務員のパイロットケア③トイレットガール

2015年に、ドイツのLCCで起きた事件をご存知ですか?

独墜落機の最後の瞬間 ─ 無言の副操縦士、絶叫する機長と乗客
【3月30日 AFP】(一部更新)そのフライトは普段通りに始まり、コックピット内での会話もごく普通のもので、アンドレアス・ルビッツ(Andreas Lubitz)副操縦士が実行したとされる恐怖の行動の兆候は一切なかった。

機長がトイレに立ったため1人残された副操縦士が、コックピットに誰も入れないようにロックをかけました。そしてそのままハイジャック的に墜落事故を起こした(と、されている)悲しい事件です。

この事件の直後から

パイロットがコックピットで1人にならないように、トイレに立つ際は客室乗務員が1人入室する

こんなルールが即座に追加されました。

そんなわけで、インターフォンなどを利用して

トイレ行きたいからコックピットに入ってくれる〜?

とお願いされるのです。

そうすると私たち客室乗務員で、手の空いている人がコックピットに入ります。

ジャンプシート(機長や副操縦士の真後ろにある予備のイス)に座り、もう1人がトイレから帰ってくるまで待機するのです。

トイレに行った人の代理としてコックピットに入る役目を、同僚の間では「トイレットガール」と呼んでいました。

待っている間、もう1人のパイロットと2人きりになりますよね。

大抵は

 

Hi.どっから来たの?香港どう?

とか簡単な会話をしますが、たまに無口なパイロットもいます。

全く会話がない時は私も何も話しかけず、景色を眺めてボーッと過ごしてます。

コックピットからの眺めは本当に綺麗です。写真を撮れないのが残念なほど美しいです。

さいごに

優しい人、気難しい人、丁寧な人、王様みたいに振舞う人・・・いろんなタイプのパイロットがいました。

お互い敬意を持ちながら、仲良く仕事したいな〜と常々思っていました。これはきっと他の職種でも同じですよね🙆‍♀️

あ、でも・・・なんでもいいから、お客さんへのサービス中に何かお願いしてくるのだけはやめて欲しかったです!笑

最後までお読みいただきありがとうございました✨

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