私は香港の航空会社で客室乗務員として働いています。もうすぐこの仕事に就いて丸5年が経ちます。
私はこの仕事にずっと憧れていたし、実際に働きだしてから現在まで、この仕事が大好きです。
仕事の魅力についてはこちらの記事で存分に語っています。


そんな私ですが、題名の通り実はもうすぐ転職する予定です。
本記事は

え?あんなに愛を語っていたのに転職するの?
と思う方々に、さらに

客室乗務員になりたい!興味がある!現実的な職業として詳しく知りたい!
と思っている方々に
こんな理由で私は転職を考えたよ!ということをお伝えするものです。
魅力を語った記事と併せて読んでいただき、全体像をつかむ手助けになればいいなと思います。
その1:住む場所が限定される
これは他のどんな職種とも共通しますが、客室乗務員には自分の本拠地(ベース)という概念があります。
私なら香港。日本のCAなら成田ベース・関空ベース…等ベース空港が決まっています。ですので、求人詳細に
・◯◯ベース
・◯◯空港に公共交通機関を利用して60分(90分の場合も)で通勤できる方
という風に必ず書いてあります。
また近年リモートワーク・在宅ワークが注目される中、当然「客室」の「乗務員」である私たちにはそういった働き方はありません。(機内でのお仕事は楽しいけど)
これからは住む場所・働く場所を、ライフスタイルの変化によって柔軟に変えていきたい!と思ったことが、転職を決めた1つ目の理由です。
その2:朝起きて夜寝たい
客室乗務員の退職検討理由の不動のトップは「体力的にきつい」「不規則な生活」です。
その中でも

夜勤があることは覚悟して入った業界だけど、年を追うごとに夜勤辛い
ということはみんな口を揃えて言います。
早朝勤務だと朝3時に起きることもあるし、逆に深夜便だと夜通し起きていることもあり、それがMIXされるとなかなか厳しいものがあります。
毎日、朝起きて夜寝たい。それが客室乗務員含め、不規則な時間帯で働く全ての人々の切なる願いです。
その3:職域が限定される
客室乗務員にもキャリアパスはあります。
私の会社では
新米CA(入社2年目くらいまで)
ビジネスクラス出来るCA(入社3年〜6・7年くらいまで)←私
ファーストクラス出来る&エコノミークラスの班長出来るCA
(入社6・7年〜12・13年くらい)
ビジネスクラスの班長(入社13〜15年目くらい〜)
チーフパーサー(客室のドン)(入社17・18年目くらい〜)
という感じで緩やかに役職に就いていきます。
もちろん細かい業務内容や責任の範囲は変わりますし、接客の技術も磨かれていきます。またこのキャリアパス以外にも訓練の教官になる、面接官として採用に関わる、という人もいます。ですが客室乗務員として入社した私たちは、基本的にずっと同じ現場(客室)にいて昇進していくことになります。
「うーん。もっといろんな職種に携わってみたい!」
何年かこの仕事を続けると、そのように感じ始める人もいます。(つまり私)
さて、以上3つの理由から、私は現職を離れることを検討しています。
でもフライトする度に、あーやっぱり楽しいからこのままでも…とか思ったりもします。笑(どっちだよ)
皆さんはこのお仕事のいいところ・いまいちなところ両方見たうえでどう感じましたか?

うーん、読みたかったのこういうんじゃないんだよなー
って思ったそこのあなた。
そう、これらはいわゆる面接で語る離職理由です。事実ではあるけど、綺麗にまとめたものではあります。ご安心を。もっとがっつり本音で書いた記事もご用意しました。笑ぜひあわせて読んでみてください✌️
もっとダークな部分がみたいあなたへ↓

最後まで読んでいただき感謝です!ありがとうございました♪